これまで書いてきたブログのふりかえりをしました。自分で整理してわかってきたのは、伝えたいテーマにいくつかの軸が見えてきました。会計や管理会計の技術的な側面、ビジョンとリーダーシップの重要性、AI時代における未来志向の経営、リスクを取る勇気、そして会議やファシリテーションの最適化といったテーマが、すべて一つの共通した目的を持っています。それは、「持続可能なビジネスの成長を実現するための方法論」を伝えることでした。「成長しつづける」なんてあるのでしょうか?一人だけであれば、それはできない、難しいと思いますが、それが一人じゃなければ、可能なんじゃないかと。あらためて、以下のテーマを振り返ります。
会計と管理会計の重要性
まず、私が強調してきたのは、会計、特に管理会計の重要性です。ビジネスの成長や成功は、単なる感覚や直感に頼るのではなく、正確な数字に基づく判断が必要です。これまでのブログで取り上げた「固変分解」や「月次決算」、そして「財務ミーティング」などは、企業が日々の運営をより効率的に進め、成果を最大化するための基盤を作るための重要なツールです。
ビジョンとリーダーシップ
「ビジョン」や「リーダーシップ」というテーマも、私が繰り返し書いてきたものです。ビジネスにおいて成功するためには、明確なビジョンを持ち、それを実現するためのリーダーシップが欠かせません。特に「ビジョン・バーストPDCサイクル」のようなフレームワークは、長期的な目標を追い続け、途中で道を見失わないためのガイドとして非常に有効だと信じています。リーダーシップにおいても、ビジョンを持つことが組織を一つにまとめ、成長へと導く力になると信じています。
AIと未来志向の経営
さらに、AIや自動化といった”これから”の技術に関する記事も、関心の高いテーマです。AIが会計や経営にどう影響を与えるのか、どのように競争力を高めていくのかについて、私自身も多くの実務経験やチャンレジをもとに書いてきました。特に、AI時代における専門家としての役割や、どのように新しい技術を活用して持続的な成長を目指すかを意識してきました。技術革新がビジネスにおけるゲームチェンジャーであることは間違いありません。
リスクとチャレンジの推奨
ビジネスにおいては、成長には必ずリスクを取る勇気が必要です。これまでのブログでも、「リスクを取ることが成長の鍵である」というメッセージを繰り返し伝えてきました。特に成果が出なければ交代されるといった厳しいですが、ある意味当然な現実にも触れ、チャレンジすることがいかに重要であるかに気づいてもらいたと思っています。成功を目指すには、安定を求めるだけではなく、新しいことに挑戦し続ける姿勢が求められるのです。しかし、そのチャンレジに大小はないと言いたい。小さいチャンレンジでいい。その毎日の小さいチャンレンジが結果として大きい成長になるのだと思っています。
会議やファシリテーションの最適化
「会議」「ファシリテーター」といったテーマは、ビジネス成果を上げるための効果的な会議運営がどれほど重要かを伝えたいものでした。特に「サッカーフォーメーション」や「戦略的意思決定」といった比喩を用いて、会議の構造や進行を最適化すれば、ビジネスの進化も加速することを伝えたかった。効率的で戦略的な会議の運営は、チーム全体の成果にそのまま直結します。無駄な会議はやめ、意味ある時間にしていただきたい。
実務的なアドバイスと分析
最後に、私が常に心がけているのは、実務に基づいた具体的なアドバイスを提供することです。単なる理論や概念だけでなく、実際のビジネス現場で役立つ情報を提供することで、私のブログを読んでくれた人がすぐに行動に移せる内容になればと意識しています。「セミナー参加の感想」などの体験や、自分が感じている価値観(たとえば、「等価交換の原則」)を紹介することで、実際の経験、感覚に基づいた知識を共有してきました。
これからも書き続ける理由
今まで書いてきたテーマを振り返ると、数字の理解とビジネス成功の結びつき、そしてビジョンの実現に向けたリーダーシップがいかに重要かと考えているかがわかってきます。これらは今後もブログ作成の軸となるテーマです。
さらに、AIや技術の進化が加速するなかで、これからも、実務に役立つ知識や未来を見据えた経営手法について書き続けていきたいと思います。会計の専門知識を背景とした具体的なアドバイスを提供しつつ、プロ経営者たちが挑戦し続けるためのサポートをしていくことが、私の使命だと考えています。
今後も、これまでのテーマをさらに深掘りし、実際のビジネス現場で役立つ情報を発信し続けることで、皆さんのビジネスが持続的に成長していく手助けをしていきたいと思います。
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